実験・工作クラブ 8月の報告


8月はリクエスト実験です。 
子どもたちがしたい実験をリクエストし、実験を行いました。 
 
まずは、パイナップルゼリーの実験です。 
パイナップルにはたんぱく質を分解する酵素を持っているため、生のパイナップル・加熱済みの缶詰のパイナップル・濃縮還元されたパイナップルジュースを使いゼラチンでゼリーを作ることに。 
みんなでどの条件のゼリーが固まるのかを予想しました。 
「ジュースは成分が多そうだから固まらないと思う」「生のパイナップルだから固まると思う」などそれぞれ意見を言い合いました。 
みんなで分量を量り出来る限り条件を合わせるようにし、ゼリーが完成! 
結果は生のパイナップル以外は固まることを発見。加熱処理がされているから「酵素がないのかな」と分析するお友だちもいました。 
 
次は炭酸水とラムネを使った実験です。 
コーラにメントスを入れると泡がたくさん出来て吹き出してしまうことはみんな知っていましたが、急に出てくる泡を時間差で出てくるようにするにはどうすればいいのか実験を行いました。 
 
考えたものが、オブラートで包んでみたり、水に溶けるカプセルに砕いたラムネを入れたりして炭酸水に入れてみることになりました。 
炭酸水に入れた直後は少し泡が出来る程度でしたが、噴出さなかったため、全員で見守りました。 
先に溶けたオブラートのラムネがペットボトルの底に沈むと急に泡が発生。ペットボトルの蓋に小さな穴をあけていたため、炭酸水が噴き出て瞬間にみんな大興奮! 
カプセルでも成功し、みんなとても喜んでいました。 
なんで炭酸にラムネを入れると泡が噴出してしまうのかをみんなで考えると「泡とラムネが関係しているんじゃないか」と推測。 
 
8月も楽しく実験することが出来ました。